息子さんとの実話を描いた「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」がベストセラーになり、
さらには新刊「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」が発売になったブレイディみかこさん。
そんなブレイディみかこさんについて、どんな人なのか生い立ちや学校など色々気になりますよね!
今回はそんなブレイディみかこさんについて、プロフィールや生い立ち、出身中学、高校など学歴を紹介していきます。
ブレイディみかこ プロフィールは?
名前:ブレイディみかこ
生年月日:1965年6月7日
年齢:56歳(2021年9月現在)
出身地:福岡県福岡市
在住地:イギリス・ブライトン
職業:ライター・コラムニスト
資格:保育士
ブレイディみかこ 生い立ちは?昔は貧乏だった?
ブレイディみかこさんのご実家は土建屋で、お父さんとお母さんが若くして産んだ長子でした。
ご両親は駆け落ち同然に結婚されたそうで、ハッキリ明言されていませんが、
かなり若い頃に結婚されたのではないでしょうか。
「今思えば、ヤバい育てられ方もした」と語っています。
かなり貧しかったようで、両親の喧嘩も絶えず、苦労されてきたとのこと。
(15歳のときから働いたバイト代は親に貸してと言われ貸していたそうです!)
父親はいわゆる昭和の父で、酒癖も悪かったんだそう。
子供の頃から気が強く、取っ組み合いのケンカもしていたブレイディみかこさん。
近所に住んでいた裕福な家庭に育った祖母が文学通のインテリで、
読み書きもおばあちゃんから教わり、みかこさんが本好きになったのは祖母の影響なんだとか。
勉強は全くしなかったそうですが、試験結果は良く、頭は良かったんですね。
担任の先生に高校は名門校に行けると勧められたものの、実家から遠く、生活に余裕がないため、
親から歩いて通えるヤンキーの高校に行ってくれと言われていましたが、
進学後に放課後のアルバイトでバスの定期代は払うことと、
また中学校の先生の後押しもあり、奨学金で進学できたそうです!
(先生が家まで来て説得してくれたんだとか!)
最初は中学を卒業したら働いて欲しいと親にも言われていたそうです。
ですが、勉強がしたかったから進学校に進んだそうです。
名門小学校から底辺中学校に行った息子さんとは逆で、
ヤンキー中学校から名門高校へ進学したんですね。
中学時代は貧しい子や家庭に問題がある子が多かったため、
ブレイディみかこさんも溶け込めたそうですが、
進学校である高校は全くの逆で、親が医者や会社の重役、弁護士みたいな子が多かったようで、浮いていたそうです。
刺激的な中学校から来たみかこさんからすると、rチートだらけの進学校の生徒たちは子供に見えたそうですね。
みかこさんはその子たちにことを、
こいつら人間じゃないな、気持ちわりぃ
と、吐き気がしたそうです(笑)
また、世間に反抗するために、突然髪を金髪に染めたりなど、反抗心が強かったそうです。
バスの定期代のためのアルバイトが高校の先生にバレた際、
バイトの理由を伝えましたが、信じてもらえず、
遊ぶ金欲しさでバイトしてると決めつけられ、ますます高校が嫌いになったそうです。
それからというもの、授業はサボりがちになってしまい、
嫌いな科目の試験はわかるところだけ埋めるのはしみったれてイヤという理由で白紙で提出したりと、
なかなかファンキーな方!そしてグレていたそうです。
そんなブレイディみかこさんは、高校時代はセックスピストルズなどパンクロックにハマっていました。
また、高校時代は大杉栄さんが好きで彼のミニ評論みたいなのも書いていたそうです。
そして好きだった現国はきちんと勉強していて、原国の先生には認められ、「君が僕が引き受ける」と、
2、3年生の担任になってくれたそうです!
その先生が、みかこさんを心配して、
とにかく学校には来い。
嫌いな教科があったら、図書館で本でも読んでろ。
本をたくさん読んで、大学に行って、君はものを書きなさい。
と言ってくれたそうで、恩師なんだそうです。
今のブレイディみかこさんがいるのも、この先生のおかげなのかもしれないですね。
ちなみに、ブレイディみかこさんの著書「女たちのテロル」は、登場人物の一人・金子文子と生い立ちが少し重なるんだとか。
ブレイディみかこ 経歴は?
そんなブレイディみかこさんは、高校時代からハマったロックがきっかけでイギリスに憧れを抱きます。
ブリティッシュロックを聴き、労働者階級である自分を誇りに思う人達がいることを知って、
会ってみたい、彼らの国に行ってみたいと思ったようですね。
卒業後はアルバイトでお金を貯めてはイギリスに渡英を繰り返します。
(バイトはベビーシッターや水商売などかなり色んな仕事をしたんだそう)
OL生活も4、5年した後、お金の問題もあり、
1996年(31歳のとき)からイギリスの南部・ブライトンに移住し、アルバイトで日系新聞社の事務所で働きます。
そして現地で出会った9歳年上のアイルランド人の旦那様と結婚します。
また、別の新聞社の支局でも編集助手を務めました。
ここでライターになったんですね。
ただ、遠距離通勤が苦痛になり退社し、フリーで翻訳などの仕事をします。
また、自身のブログで、パンクや人種、貧困や政治など、イギリス社会の現実を発信していて人気だったそうです。
出産後は、保育士を目指しますが、資格を取るための勉強で英国社会の成り立ちを深く学んだそうです。
そして保育士の資格を取得し、貧困世帯の利用が多い「底辺託児所」で働きながらライター活動を始めます。
底辺託児所とは、低所得者が無料で利用できる託児所だそうです。
ですが、託児所がつぶれてしまい、ライター業がメインになります。
50歳になって、本格的に本を書きだし、数々の書籍を出版します。
2017年に、「子どもたちの階級闘争」で第16回新潮ドキュメント賞を受賞、第2回大宅壮一ノンフィクション賞候補。
2019年「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」では、
第73回毎日出版文化特別賞受賞、第2回「Yahoo!ニュース|本屋大賞・ノンフィクション本大賞受賞、第7回ブクログ大賞(エッセイ・ノンフィクション部門)受賞、第2回八重洲本大賞受賞、キノベス!2020第1位と、
数多くの章を受賞しました!
そして「ぼく」が成長した続編「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」が、2021年に出版され、現在にいたります。
ブレイディみかこ 学歴(出身中学、高校)は?
ブレイディみかこさんが通っていた中学と高校が気になります!
中学は?
「ヤンキー中学」と言われ、荒れていた中学校がどこなのか気になります。
調べてみましたが、残念ながら中学校の名前は公表していませんが、
福岡市のヤンキー中学校というと、地元では有名な可能性はありますね。
貧しい家庭の子、家庭に問題がある子、妊娠してしまった子や、不良が普通にいた中学だったそうです。
高校は?
福岡県立 修猷館高等学校 卒
「しゅうゆうかん」と読むそうですね。
こちらの高校はなんと、福岡県の公立で1位の高校なんです!!
みかこさんは、恩師のような奇特な先生と立派な図書館があるところが、
この学校の良いところ、と語っています。
卒業できたのは、恩師のおかげで、影響もとても受けたそうです。
ちなみに、大学には進学されていません。
嫌いな科目も勉強しなきゃいけない受験勉強は、そんなのやってられるかよと、大学には行きませんでした。
好きなことだけしたいからというブレイディみかこさん、かっこいい!!
ブレイディみかこの生い立ちや学歴(出身中学高校)は?プロフィール経歴を紹介!/まとめ
ライターでコラムニストのブレイディみかこさんについて、生い立ちや学歴を紹介しました。
貧しい家庭に育ち苦労しながらも、現在はイギリスで旦那さんと息子さんと住んでいるブレイディみかこさん。
周りに流されない自分を信じた生き方がとてもかっこいい女性ですよね。
そしてファンキーな方でした!新刊もとても楽しみです。
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