第163回芥川賞の候補に、
太宰治の孫にあたる劇作家の石原 燃(いしはら ねん)さんの「赤い砂を蹴る」がノミネートし、話題になっています!
石原燃さんは、2016年に死去した作家・津島佑子さんの娘でもあるそうです。
だからこそ、なおらさら注目が集まりますね!
どんな人か気になりますし、その「燃(ねん」という名前は、本名なのかどうなのも気になりますよね!
今回は、太宰治の孫で、第163回芥川賞の候補にノミネートされた劇作家の石原燃さんについて、
wiki風プロフィールや経歴、学歴(高校・大学)、名前は本名なのか、を紹介していきますね!
石原燃 プロフィール
芥川賞候補作に太宰の孫・石原燃さん 馳星周さんは直木賞7回目のノミネート。石原燃(ねん)さん 太宰治の面影あるなあhttps://t.co/2w4qBIPbPl pic.twitter.com/JRePGw1Jm3
— 植竹公和 (@kimikazu5uetake) June 15, 2020
名前:石原燃
生年月日:1972年5月(2020年6月現在 48歳)
出身地:東京都
在住地:大阪府
好きな作品:「アンダーグラウンド」「母なる証明」「太陽を盗んだ男」「セデック・バレ」
所属:日本劇作家協会会員、非戦を選ぶ演劇人の会実行委員
「劇作家」とは、舞台台本を描く作家のことです。
小説家としてのデビュー小説でノミネートってすごいですよね!
石原燃 本名?
石原燃さんの「燃(ねん)」という名前は、とても珍しいお名前だと思うのですが、
こちらは本名なのかとても気になりますよね!
調べた所、「石原燃」は本名ではなくペンネームで、
本名は、津島 香以(つしま かい)さんでした。
母親が「津島」ですもんね。
でも、本名の津島香以もかなりかっこよくないですか?!
この名前で活動されても素敵なくらい。
もしかしたら母親の津島佑子さんも小説家なため、あえて違う名字の名前にしたのかもしれないですね。
石原燃 家族・親族がすごかった!
第163回 #芥川賞 に、劇作家 #石原燃 さんのデビュー小説『#赤い砂を蹴る』がノミネート
📕https://t.co/BqcWLc2qnh❝お母さん、聞こえる? 私は生きていくよ――幼くして死んだ弟、世間に抗い続けた母。ブラジルの大地に母娘のたましいの邂逅を描く。❞#太宰治 #津島佑子 pic.twitter.com/XSdqIA1oHL
— しょぼろ納豆 (@ntrNeto) June 16, 2020
石原燃さんは、太宰治さんの孫であり、作家の津島佑子さんの娘ということでしたが、
それだけでなく、
祖母であり太宰治さんの奥様である津島美知子さんも作家でした。
母親で作家の津島佑子さんは、二人の次女にあたります。
また、叔母である太田治子さんも作家、
別の叔母の津島園子さんは政治家津島雄二の妻、
従兄の津島淳さんは政治家です。
作家と政治家の家系という感じですね!すごい!
ちなみに、祖母で太宰治さんの奥様で作家の津島美知子さんの旧姓は「石原」なので、
石原燃さんの「石原」は祖母から取ったのかもしれないですね。
また、どうやら、太宰治さんは、芥川賞を受賞できず、受賞したいと強く思っていたそうなので(そのような資料が残っていたそうです)、
是非孫の石原燃さんに受賞して欲しいですよね!
石原燃 学歴(高校・大学)は?
石原燃さんの学歴が気になります。
高校
残念ながら、石原燃さんが卒業された高校の情報はありませんでしたが、住んでいた東京都内の高校に通っていた可能性が高いです。
大学
武蔵野美術大学 建築学科を卒業しています。
石原燃 経歴
【ようこそ!観劇三昧 日本橋店】
Pカンパニー『白い花を隠す』の宣伝でご来店!
ひとこと「作家の石原燃です。小笠原響が読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した作品の再演です!」https://t.co/RDddXaZvmK#観劇三昧 pic.twitter.com/gpMZOiOPg5— 観劇三昧 (@kangekizanmai) August 6, 2018
石原燃さんは、
小・中学生の時に演劇クラブに入っていて、その頃から芝居が好きだったそうです。
高校進学時に演劇系に進みたいことを親に相談したところ、「戯曲を読んだこともないくせに」と言われ、演劇の道から遠のきました。
30歳を過ぎて、時間に余裕が出来た時に「戯曲を読もう!」と思い立ち、
本屋で劇作家協会の出版物「戯曲が書ける」という本に出会い、
それから戯曲講座を受講し、そのまま劇作のおもしろさにハマったそうです。
劇作家になる前は、建築士として企業に勤めていたそうです!
2007年(35歳頃)に、劇団劇作家に所属し、
東京にて、他の団体への書き下ろしを中心に活動をします。
2010年に、日本の植民地時代の台湾を描いた「フォルモサ!」が、劇団大阪創立40周年の戯曲賞にて、大賞を受賞しました。
2011年夏に大阪に移住し、関西で活動します。
2012年5月 劇団劇作家を退団後、
石原作品の上演を目的とした演劇プロデュース・演劇ユニット「燈座(あかりざ)」を立ち上げます。
同年、「人の香り」が、第18回劇作家協会新人戯曲賞・最終候補、
「父を葬る』が第24回テアトロ新人戯曲賞・佳作を受賞します。
2011年、原発事故直後の東京を描いた短編「はっさく」が、テアトロ誌2011年10月号に掲載されました。
その抜粋版はNYの演劇人が立ち上げたチャリティー企画「震災 SHINSAI:Thester for Japan」で取り上げられ、
2012年3月11日に全米で上演されます。
その社会性の高い作品は、評価を得ています。
すごい!
そして30過ぎてから劇作家になったんですね!
このような賞を受賞される作家さんたちは、わりと遅くに執筆を始めた方が意外と多いのですが、石原燃さんもそうだったんですね!
石原燃 作品・受賞一覧
・「フォルモサ」 劇団大阪40周年記念戯曲公募 大賞
・「はるか」(テアトロ掲載)
・「はっさく」(テアトロ掲載)
・「人の香り」(「優秀新人戯曲集2013」劇作家協会編に掲載) 第18回劇作家協会新人戯曲賞 最終候補
義足を盗まれる事件に遭遇した母娘を描いている有名作品
・「沈黙」(テアトロ掲載) 第22回OMS戯曲賞 最終候補
・「父を葬る」(テアトロ掲載) 第24回テアトロ新人戯曲賞 佳作
・「白い花を隠す」(テアトロ掲載)
NHK番組改編事件を扱っている作品
・「夢を見る~読み語り版~」第23回OMS戯曲賞 最終候補
石原燃のwikiプロフィール経歴・学歴は?本名なのかも気になる!/まとめ
芥川賞にノミネートされた太宰治さんの孫の石原燃さんについて、プロフィール経歴などを紹介しました!
始めるのは遅かった劇作家としても評価が高く、その後書いたデビュー小説で芥川賞ノミネートってすごいですよね!
是非、祖父の芥川賞受賞のリベンジを果たして欲しいです!
応援しています!
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